ファイヤー村田のブログ

みなさん、おはようございます！

いつもあなたの心に、ファイヤー村田です。

今日は、どぎゃん？？

久しぶりのブログです！

さて

全現場進捗状況　+　復旧工事

西区上代のM様邸

先日、震災後無事に上棟ができました！

ご心配おかけ致しましたが

おめでとうございます！！

益城町広崎のG様邸

いよいよ大詰めです。

北区山室のM様邸

築80年のリノベーション

今後、建替えではない

もう一つの選択肢が増えてくると思われます。

南区御幸木部のN様邸

こだわりの造作食器棚が作られております。

既製品と違って、愛着があるそうです。

西区横手のF様邸

平屋ならではの勾配天井

先日、無事お引渡しができました。

震災後工期が遅れましたことを

改めてお詫び申し上げます。

そして・・・

益城町テクノリサーチパークにある仮設住宅

これまで、仮設住宅に関しては敢えてブログでの公開は控えておりました。

本来であれば、仮設住宅に携わる状況になかったからです。

今回の熊本地震による弊社への被害件数は

大小合わせて約400件。

創業100年　1000棟の実績故の被害の多さで

正直、仮設住宅どころではなかったからです。

しかし、仮設住宅の説明会で

「地元の被災者を、地元の工務店が救わなくて誰がやるのですか！！」

村田工務店オーナー様には、大変申し訳なかったのですが

地元、益城町の仮設住宅を数件、出来る範囲でさせていただきました。

それも、今月でようやく目処がつきます。

仮設住宅といえば、プレハブです。

現に、ここテクノでは約550棟の仮設住宅が建設されています。

すでに入居されておられます。

弊社が取り組んだ仮設住宅は、木造の「談話室・集会場」です。

ここテクノでは、その集会場・談話室が10棟計画されておりますが

そのうち2棟を建設させていただきました。

残り8棟は、ロジックさんです。

仮設住宅といっても一般住宅と引けを取らないくらいの

立派な仕様です。

プレハブと木造の差別は敢えて致しません。

何故なら、プレ協さんの力も復興には必ず必要だからです。

益城町の仮設住宅はプレハブでと決まっております。
（市町村により異なる）

ここは60㎡の集会場です。

被災者の皆様が集う場所です。

少しでも癒しになれば幸いです。

基礎は、木杭です。

猫が入らないように木で囲みます。

今回の仮設住宅では、大工職・スタッフならびに協力業者の皆様は

本当に大変だったと思いますが

地元に貢献できたと、胸を張って誇りを持っていただきたいと思います。

最後に・・・

現在の復旧工事について

ここ、益城町　激震地区ではブルーシートが今も沢山貼られています。

弊社もブルーシートの養生だけでも約200件近く行ってまいりました。

その復旧工事は・・・

被害状況にもよりますが、棟瓦がやられて身瓦も酷い場合

このように二階の瓦を全て剥ぎます。

そして、その瓦を一階の身瓦の復旧に使います。

棟瓦は重く、今回の震度7相当の地震がしかも2回続けば

崩れるのは当然かと思います。

綺麗に下地の紙を剥いだら、この圧着張りのシートを貼ります。

瓦屋さん曰く、これで雨漏りせずに2.3年持つそうです。

なので、ブルーシートはもう必要ありません。

台風が来ても安心という事です。

来ては困りますが。。

一階の隅棟にも同様に上から

ベタっと貼ります。

粘着性が非常に強く、耐久性にも優れています。

この作業が、あと数十件あります。

因みに瓦屋さんは一週間に1回程度しか確保できないため

殆ど弊社のスタッフ・大工さんによる復旧工事です。

この炎天下の中。

体力的にも、週2回が限界です。

夏場で瓦の表面温度は60度を超え

足からも相当な熱が身体に入ってきます。

熱中症でバタバタ倒れているそうです。

なので、体調を考慮しながらの作業になりますので

まだまだ時間がかかりそうです。

当然、新築も並行しなければなりません。

復旧活動だけでは、お金が回らないからです。

熊本の工務店さんなら、よくお解りのことと思いますが

復旧もですが、社員・大工職・その家族を守るために

社長は経営をやらなければなりません。

その為に新築も行い、収益を上げていかなければ

会社は、ひとたまりもありません。

疲労、ストレスは重々承知ですが

なんとか皆で力を合わせて乗り切って頂きたいと

切に願います。

くまもとの力

久しぶりでオチはありませんでした。。